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2015-07-14 Tue
安全保障関連法案が明日にも採決されようとしています。
自分の手の届かない所で絶対あってはならないと思っている方向に
進んでいっていることに落ち着かなくなって、
もう一度2013年8月に書いた内容を目に留まるところに出すことにしました。
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7月に入って選挙が近づき、憲法改正の話題がマスコミで
しきりと取り上げられている頃、いつも立ち寄る本屋さんで
『日本国憲法』小学館
という本が目に留まりました。
帯の「読んでから考えませんか?」「目に優しく、読みやすい」という
字に吸い寄せられるように手に取ってみました。
知っているようで知らなかった憲法のこと。
よく知らないで自分の意見なんて語れないなと購入し読んでみました。
とくに、第二章 戦争の放棄 第九条(どうぞ読んでみてください)
昭和21年11月3日公布、昭和23年5月3日施行。
私は戦後生まれですから戦争はまったく知りません。
本や映画や経験された方の話などから教わっただけです。
のんきに生きてきた私ですが、条文に連ねてある言葉に感動しました。
人と人が殺し合い、破壊し合って、それぞれの立場で傷つけ傷つけられた後の思いが込められています。
『こんな悲惨な、愚かなことはもう二度としない。しない国にしよう。』という悲願、決意。
また、そこには人として崇高な理念がありました。
そしてさらに、その後に産まれ、生きていく子孫への想い。
わたしはこの憲法のおかげで、戦争を知らない子どもとして生きてこれた。
政経や歴史の授業では伝わってこなかった、戦中を生きてきた人の誓いを
あらためて読んで、噛みしめています。
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